いよいよ最後だ。
自分の滑走順はシニアの6番目。
参加者が14名なのでちょうど真ん中あたり。
前の滑走者の演技を観ているとあっという間に自分の順番が回ってきた。
練習も満足にできなかったのにあまり緊張はなかった。
その代り、少しの淋しさが入り混じる初めての感覚。
競技場に入る前、少し会場を眺めた。
感謝の気持ちでいっぱいになった。
一生懸命滑ろうと思った・・・・が、結局大事なところで失敗した。
でも何とか誤魔化しながら滑った。
こういうところは上手くなったものだ。
結果は5位。
残念な気持ちはあるが、少ない練習時間でよくまとめた。
珍しく自分を褒めてあげたい気持ちになった。
今回の優勝者は「柴垣匡義 」選手。
準優勝「中村翔一」選手。 3位「中神圭太」選手。
恐らく誰もが思ったでしょう「世代交代」という言葉を。
正直な気持ちを言うと、上位の選手を讃える一方で
悔しい気持ちがありました。
でも、この気持ちをぶつけられる場はもうないでしょう。
おとなしく、普段の練習の為の情熱にぶつけることにしましょう。
と、ここまでは自分のこと。
今回の大会でとってもお気に入りの滑りを見せてくれた方が居ました。
「西 由馬」選手です。
理由は滑りの感じが自分好みなんですよね。
速さと鋭さ、そして適度な力強さを併せた滑りと言ったらよいのでしょうか。
まだ少し荒っぽいところはあるのですが、きっと来年はもっと完成された
安定感のあるすべりに変わるのではないかと期待します。
(偉そうに言ってますが、既にに自分よりもずっと上手いんですけどね (^^;))
以上、第4回全日本ふり-スタイルスラロ-ム選手権大会の報告でした。